これからはもう少しこのブログで情報発信をしようと思います。
というわけで第一弾という感じですが、先日勢いでtwitterで公開したサイトの戦略とか作った経緯とか書いていきます。
ちなみに公開したサイトはこちらのまとめにあるエルモだった人のツイートのやつです。
ご参照ください。
PVと収益について
まずは気になるであろうPVと収益について先にお話します。
公開したフリーター向けのサイト(以下フリーターブログ)を作り始めたのは去年の5月くらいです。
直近一カ月のアクセスは下記の通り。
山になっていて一番アクセスが多い日が公開した日です。
実はこの日から全体的に順位が上がって公開する前から比べてPVが底上げされている印象です。まだ2、3日くらいなのでどうなるか分かりませんが。
ちなみに「フリーター」っていう単一キーワードでwikiに次いで2位です(2016年2月20日)。全国のフリーターサイトに勝った気分です。ありがとうございます。
気になる「どのくらい稼いでいるのか」ですが、今月現段階で発生9万くらいです。開設10カ月から9カ月目にしてやっと確定(発生日ベース)で10万くらいはいけそうな感じです。
作った経緯
実はこれ私が作った2つ目のアフィリエイトサイトになります。
当時はまだアフィリエイトのことをよくわかっていなかったので1つ目とは全く違う指向で作った実験サイトのようなモノです。
試したかったことは2つ、一つは無料案件ならCVRが上がるかどうか、もう一つは無料案件を衝動買いする人がいるかどうかです。
無料案件はCVしやすかったか
最初に作ったアフィリエイトではとにかくCVRに悩まされました。
基本的に成約に近いとされる商標+ミドルワードで上位にあるページもあったんですが、それでもCVR2~4%くらいで・・・結構悩みました。
成約率の高いサイトとかって10%とかあるわけじゃないですか。
でも自分がやってる案件は毎月費用が掛かるからこんなもんかなーという気持ちもあって・・・じゃあ無料案件ならCVR上がるのか、というのをやってみたかったんですよね。
無料案件をやってもCVRが上がらなかったら案件のせいじゃなくてただ単に自分のサイトが下手なだけなので改善の余地があるということが分かるんじゃないかと・・・
というわけで転職という無料案件に着手するようになったんですが、これがまた全然ダメで・・・
案件のせいじゃなくて自分のライティングやサイト作りのヘボさのせいだということがわかりました。
無料案件は衝動買いされやすいか
もう一つ、最初に作ったサイトは先述した通り、商標+ミドルワードで上位表示されてそこからの売上がほとんどになりました。今もそういうページがいくつかあってサイトは全100ページ以上ありますが商標ミドルで上位表示された数ページで稼いでいる感じです。
でもこれってリスクが高いというか競合が入ってきやすいですし、2位→4位に落ちたりすると売上が激減したりして精神的にしんどいんですよね。
だから成約から遠いロングテールワードからCVするサイトを作りたかったんです。
だけど毎月費用の掛かる購入ハードルが高い案件はこれが難しい。やっぱり決断する前に比較とか評判とか調べちゃいますからね。
でも無料案件なら「いけるんじゃ?」と思って作ってみることにしました。
これは結構成功していて今はもう自分が把握できないいろんなワードから成約している感じです。
例えば面接に関する記事とかからも成約しているので、無料案件ならその属性に位置する人なら十分CVする可能性があることが分かりました。
フリーターブログならフリーター全員に可能性があるということです。
これがもし有料の転職支援サービスとかだと多分フリーターの中でも本当に就職したい一部の人しか成約しないんですよね。そして真っ先に評判とか比較とかを調べる。
無料だったら良さそうくらいで登録してくれるということがわかりました。
なのでとにかく「フリーター」が集まるサイトを目指しました。
サイトのコンセプトの重要性
サイトのコンセプトはもうタイトルの通り、前にフリーターだったけど20代後半でちゃんと就職出来たよっていう人が書いたブログです。ちなみに案件に関する情報はほとんどなかったりします。人材紹介会社とか使ったことねえし・・・
実はこのサイト、先月になって結構発生するようになったんですがそれまではホントダメでした。もうまさにダメサイトの典型で月によくて成約5件くらい。CVRも2%とかそんな感じ。
アフィリエイトって難しいなーと本気で思いましたよ。
今思うと無料案件でちゃんと「フリーター系のキーワード」で集客できていてCVR2%って相当ヤバイですよね。でもアフィリエイトってわかってないとこうなること多いんじゃないかなあ・・・
ユーザーはアフィリエイトを警戒している
あんまり考えたこともなかったんですが、インターネットを利用する人結構な割合の人がアフィリエイトを知っていると思うんですよ。こういう話題度々twitterとかでも出てくるのでその時に思ったんですよね。
このサイト(フリーターサイト)、アフィリエイトを知ってる層が多いんじゃないかと。
実際調べたわけじゃないんですが(調べたら分かることなのかな)、インターネットのブログとかサイトに広告を貼ってお金を稼ぐ仕組み、つまりアフィリエイは多分40歳までくらいなら半分くらいの人が知っているんじゃないかと思うんですよ(半分は言いすぎかもしれないけど)。
なんというかアフィリエイトという言葉も知らなくて、単価とかも全然知らないとは思うんだけど、なんとなく運営者にお金が入っているんだろうなってことくらいは結構知っているんじゃないかと・・・
これが例えば中高年女性だと知っている割合は少ないと思うのであまり気にしなくてもいいかもしれないけど、フリーターサイトの想定読者層ってまあ20代の男性なわけですよ。
20代の男性って多分一番ネットのこと知っている層だと思うからやっぱり半数以上がアフィリエイトのことを知っていると思うんですよね。むしろネットでいろいろ調べたりする人に限定すれば(アフィリエイトのことを)全然知らないって人の割合はかなり少ないと思うんですよ。
根拠のないランキングで取りこぼしていた
で、このサイト去年まで酷いくらいに売上が悪かったわけですが、今年に入ってそのこと(警戒心のあるユーザーが多いこと)に気づいたのでトップページのランキングを実験的にやめました。
実際にサイトを見てもらったら分かるんですが今はランキングをやめて「参考」にして適当に並べているだけです。中身はランキングの時からあんまり変えてません。
でもこれだけで劇的に成約するようになりました。前はランキングで1位にして月3件くらいしかCVしていなかったんですが1月は13件になっています。ちなみに12月は0件・・・今調べて気づいた・・・汗
多分根拠のないアフィリエイトサイトらしいランキングだったので少しでも警戒している人はすぐに離脱していたんだと思います。
こんな感じのグラフがあるとすれば根拠のないランキングは青の層しかCVの対象にならなかったんですよね。
これじゃダメだよなーと思って多少警戒心のある人に警戒されないようにするために、まずランキングをやめてブログタイトルを変えました。その辺の一般人が趣味で書いてるブログっぽく。
これで劇的に上がったわけですからきっと多少警戒しているくらいの層を刈り取れたんだと思います。
こんな感じのグラフがあるとすれば黄色の部分まで対象になったような感じ。
中途半端に金くさいサイトが一番ダメ
始めから金額で比較していたり、売れ筋ランキングみたいな指向のサイトなら、「どうせ金目当てだろ」と思われて警戒する人は少ないと思うんですよ。
だけど個人っぽいサイトやブログだと「これ金目的で評価してるだろ~」って思われた瞬間ダメなんですよね。これが結構難しいけど。
丁度ランキングやめて成果が出てきた頃に8種さんのブログで「違和感をなくすことを意識した」というのがあって、もうこれは本当に重要だよなあと思いました。
意識したのは自分にとっての違和感を無くすことです。
自分の書いた文章に売り込み臭があったり、
バナーや広告がベタベタ貼るって違和感を感じたんですね。
自分が違和感を覚えるということはやっぱり読者も違和感を覚えているんですよね。
「どうせ金目当てで書いてんだろ」
って。
まあこれは別にアフィリエイトに限った話じゃなくて飲食店でも小売店でも同じなんですよね。
まとめと今後
というわけで開設から半年以上PVはあれど全然売上がないまさにダメサイトの典型だったわけですが、なんとか月10万が見えてきました。
アフィリエイトって本当にちょっとしたことで大きく変わったりしますよね。
今後も週に1~2本くらいずつ更新しながら様子を見ていきたいなあとか思っています。
*******************************
という感じで土曜日か日曜日、遅くても月曜日くらいに週一でこのブログを更新するようにします。
で、次の更新までに新サイト記事5本、フリーターサイト2本、回線サイトのメンテナンスを最低目標にする。
目標低・・・
コメント