営利目的でサイトを運営するなら商標ネガティブワードは避けるべき

アフィリエイトサイトに限った話じゃなくて、個人がちょっとお小遣い稼ぎをする程度のブログとかでも商標ワードを検索するとネガティブキーワードのページが結構上位に来ちゃっていることってよくありますよね。

ネガティブワードって上がりやすいのかな。

あくまで個人的な意見としか言いようがないんですが、ネガティブなキーワ―ドで上位表示されてもあんまりいいことないと思うんですよ。

そもそもネガティブキャンペーンはNG

長いことアフィリエイトやっている人なら多分みんな知っていることだと思うんですが、基本的にネガティブキャンペーンでアフィリエイトすることって業界的にもNGなはずなんですよ。

ちなみにネガティブキャンペーンっていうのは元々選挙で使われていた言葉のようですが、簡単に言えば自分のライバルのイメージを落とす行為をして相対的に自分の評価を上げるみたいなキャンペーンの仕方を言います。

Aという商品を売るためにBというライバル商品のイメージを悪くするみたいな手法を取るやつですね。

はいよく見るやつです。

アフィリエイトではこれ基本的にやっちゃいけないはずなんですよね。

業界最王手のA8.netでも「ダメです」って明記されています。

【A8.net】あなたは大丈夫?アフィリエイトの基本マナー

マナー

使ってみて最悪だった場合

レビュー調の記事でよく見るやつですね。

格安SIMの回線速度遅すぎて使い物にならない件的なやつ。

実はあれも上述したA8.netのマナーから確認して頂くとすぐわかりますが、ネガティブを全面に押し出すとダメなんですよね。

マナー2

良い点もあるけど悪い点もあるという書き方ならOKだけど、全面的にダメ、使えないみたいなやつはどうもダメらしいんですよ。

以外と知らない人も多いんじゃないかな。

ネガティブワードは広告主に嫌われるかも

ネガティブキャンペーンって本当にフェアじゃなくて嫌いな広告主も多いと思うんですよ。私も嫌いですしね。

それは批判的な意見を書かれた業者だけでなくそれと比較されて相対的にイメージアップした業者も同じだと思います。

そんなセコイ売り方するなよと。

なので私はネガティブワードを前面に押し出した記事を書くことがないのであくまで予想の域を超えないんですが、やっぱり良い印象を持たれないと思うんですよ。

下手すれば恨まれる可能性だってあります。

下手すると攻撃を食らうかも

今月(2016年2月)始めくらいにフリー素材サイト(写真AC)の写真を使ったら著作権侵害で検索から削除されたという記事が話題になりました。

フリー画像サイトの写真を使ったブログ記事が著作権侵害で検索結果から削除された

photo ACという無料写真素材サイトの画像をアイキャッチに使った記事が著作権侵害を理由に検索結果から消えてしまいました。

削除したのはGoogleで、届いたメールの文面はこんな感じ。

DMCA に基づく Google 検索からの削除のお知らせ・・・

 

なんともおかしな話で写真ACは使わない方が良いかも…と思う人もいたりして結構話題になりました。

しかしその翌日疑問に思った方がいて調査した結果、この事例は逆SEO(特定のウェブサイトの順位を下げる対策)だったという事実がわかりました。

フリー素材に権利を主張するDMCA申請が悪評隠しに悪用されたと思われる事例

これは、「とあるプロバイダ」の悪い記事を書くととても不運になる、もしくは

「特定の話題に触れた記事をDMCA申請で消すために
過去の日付に投稿したことにできるブログサービスを使って
消したい記事よりも前に記事が存在した事にした

のどちらかということでしょう。

 

実はこのようなDMCAを悪用した逆SEOはこれ以前にもあったようです。

罠にはめられて「小さなお葬式」の記事を削除された件

罠にはめられた結果、Googleに記事を削除されました。(Google八分というやつです)

今日Googleからこんなメールが来ました。

要約すると
「君の記事が著作権侵害(盗作)だという申し立てがあったのでGoogle検索結果から外した」
というもの。

 

これらはどちらも明らかに外部の悪意を持っての大変許し難い行為です。

もう本当にどちらも同手口を使われると防ぎようがないかもしれない。

ただ、双方攻撃を受けた記事に共通することはやはり商標が含まれたネガティブワードであり、それを販売する業者からすれば上位表示されてしまうとかなり痛手となってしまう恐れのある記事です。

でじねこ.comさんの該当記事→Hi-Bitがフレッツ光のサービス卸でまた行政指導。NTTを装う電話勧誘には要注意

考える葬式屋さんのブログの該当記事→『小さなお葬式は最悪の葬儀会社です。』

これら逆SEOはおそらくネットの悪評対策系のSEO業者が依頼されてやっていることだと思いますが防ぎようがありません。

DMCAは著作権侵害でないことが認められた場合再度検索に表示されるようになるようですが時間も労力も掛かりますし検索順位が元に戻るとも限りません。

たとえ事実でも気をつけよう

実際使ってみたり、使わなくても調べてみるだけで使えないダメ商品、がっかりサービスって多々ありますよね。

私も新しいサービスが出る度に一応チェックはするんですが良いとこが一つも見つからないってことがたまにあります。

そんな時はもう記事にさえしないんですよね。

ユーザー、読者のことを考えると本当は使えないものは使えない、ダメなものはダメだってどんどん発信した方が良いと思うんですよ。

上述した葬式屋さんの記事も「最悪だ!」って根拠があって発信するならそれはそうするべきだと思うんです。

だけどブログとかアフィリエイトサイトのお客さんはユーザーだけでなく広告主も含まれるんですよね。ユーザーが買うことによって広告主にお金が入って私達に還元されるわけですから。

だから私達は広告主にとっても良いサイトを作った方がいいと思うんです。

という意味でネガティブワードは避けた方がいいんじゃないかなと。

コメント