【週刊vol.18】記事タイトルを回収することの重要性について他

こんにちは。

エルモだった人です。

先週くらいから風邪をひいて今週も咳が止まらずしんどかったですがなんとか回復してきました。薬の力は偉大です。

 

これは私が以前(高知で)主催した勉強会でも話したことなんですが、記事タイトルを回収することってとても重要だよな~といつも感じています。

記事タイトルを回収するというのは、タイトルに書かれてあることが記事にちゃんと書かれているということです。

とても当たり前な話なんですが、これができていないブログって結構多いですよね。

例えば今日たまたま見たはてなブログの記事なんですが、

それって本当に読者のため? 多くのブログが実践する常識に疑問。

というタイトルに対して、記事の中には、

「記事タイトル下のノイズ」

のことしか書かれていませんでした。

※「記事タイトル下のノイズ」というのは記事タイトル下にあるアドセンス広告や人気記事、おすすめ記事のことを言っています。

「多くのブログが実践する常識に疑問」というタイトルを見た私は多くのブログが実践する常識について書かれていると思っていたんですが、記事の内容には少なくとも私が常識だと思っていて実践しているもの、またはしているだろうと思われるものとは全く違った内容となっていました。

なので少なくとも私や私と同じく「多くのブログが実践する常識は記事下のノイズだとは思っていない人」にとってはタイトルに書かれてある内容が一切書かれていなかったことになります。

(別の例を上げると社会人のマナーや常識についてのタイトルなのに書いてある内容は誰も知らないマイルールばかり書かれているような感じ)

これはつまり記事タイトルを回収できていないわけで、本人の中ではタイトルに沿った記事内容を書いているつもりでも、読み手やグーグルがそう思っていないことは非常に問題ではないかと思うわけです。

目次

記事タイトルを回収する重要性

読者は検索にしてもソーシャルにしても基本的に記事タイトルを見て訪問します。

例えば中学レベルの英語力の私が英語の勉強がしたいので本を買いたいなと思ってググったとします。

検索ワードはこう。

「英語 初心者 本」

すると下画像のような検索結果になったわけですが、

英語検索

どれをクリックするにしても「初心者向けの本は何か」がわからないと私は困ってしまいます。

ということを理解してくれているのか、グーグルさんは私のためにアマゾンをはじめ、英語の入門書を紹介してくれるサイトをちゃんと上位に表示してくれています。

グーグルの目的はユーザーが検索するワードに対する答えを提供しているサイトを上げることなんですね。

タイトルに対する答えがないとグーグルはわからない

グーグルは記事の中身が何について書かれているのか文字列(キーワード)でしか把握することが出来ません。

なのでタイトルに対する答えがあるかどうかは中に書かれているキーワードを調べて把握するしかないんです。

タイトルに対する答えがないとグーグルは何について書いてあるのかわかりません。なので記事冒頭の、

「それって本当に読者のため? 多くのブログが実践する常識に疑問。」

という記事に対してグーグルは何について書かれているのか一切わからないんじゃないかと思います。せいぜいブログに関することを書いてるのかなくらいしか。

まあこの記事が検索流入を見越して書かれたものではないということもあるのであれなんですがもしこれが、

「記事タイトル下のおすすめ記事やアドセンスは必要なのか?」

のような記事タイトルであったならば、少なくとも(グーグルが適切な記事を上げてくれると仮定すれば)記事タイトル下のおすすめ記事やアドセンスに関して調べている人の目に留まりやすかったのではないかと推測します。

例えが非常に分かりにくいのでもっとわかりやすく例えるなら、

「パイナップルを包丁で切る方法」

というタイトルに対して記事内にパイナップルの切り方を示す単語が出てこなければ、グーグルは「パイナップルの切り方について書かれているとは思ってくれない」のではないかというまあ当たり前の話をしているわけです。

人の動きもちゃんと取れるはず

私はSEOに関してそれほど詳しい部類の人間ではないためあくまで勝手な推測でしかありませんが、グーグルはユーザーの思っていることは分からなくても動きはしっかり把握できているはずです。

さすがのグーグル様でも今のところ感情は持ち合わせてないのでユーザーの、

「このブログは役に立たなかったな~」

とか、

「この記事はとても参考になった」

といった感情は分からないでしょう。

しかし、私たちがアクセス解析ツールやヒートマップツールでユーザーの動向を把握出来る以上、

「そのページにどれくらい滞在したか」

「そのページの次はどのページに行ったのか」

「その記事はどこまでスクロールされたか」

等は把握しているはずです。

すなわちユーザーがその記事を見て、

「タイトルと書いてることが違うじゃん」

という思いや感情までは分からなくても、

「(タイトルと書いていること違うから)ほとんど読まずにすぐに去った」

というのは把握しているはずです。

もちろんグーグルにはすぐに去った理由が「自分が欲しい情報ではなかったから」なのか、「たまたま急用が出来たから」なのかはわかりません。

しかし立て続けにそのサイトだけ「パイナップルの切り方」で調べてくる人がすぐに去っていたら、

「このぺージは不適切なのではないか」

と思うことでしょう。

という意味で人に記事タイトルと内容が一致していないと思われることはやはり問題です。

なのでタイトルを回収することはとても重要だと思っています。

よく「読まれるためのタイトルの付け方」的な何かを参考にして目を引くタイトルを付けることばかり考えてしまいがちですが、それ以上にそのタイトルに見合った内容にすることが重要だと感じます。

今週やったことと来週の予定

という感じで久々に真面目に書いてみました。

今週はずっと咳に悩まされてしんどかったですが割と仕事をすることが出来ました。

予定していた新サイトの更新も予定通り着々と進み一応完成目標とする50記事まで後8本となりました。

ということで来週はもう8本更新して一旦記事更新を止めたいと思っています。自分で記事書いていると他のことが出来なくなるんですよね。

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